奨学金返済を免れる裏技とは？問題ないの？

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経済力のない学生にも勉強の機会を与える名目で始まった大学の奨学金制度。

しかしこの奨学金の返済に関して、その義務を免れる方法がネット上で紹介され、話題となっています。

大学に入るときに貸与された奨学金は、当然ながら借金です(給付型は別)。しかし最近、その奨学金の返済義務から逃れる「裏技」なるものが存在すると、ネット上で話題になってるようです。

奨学金は、「大学在学中には返済を猶予される」という規定(独立行政法人日本学生支援機構ＪＡＳＳＯ)　があり、その規定を利用して学費の安い「通信制大学」に在籍することで返済を免れることができるそうで、実際にその方法で返済を免れてる人の言い分などが紹介され賛否両論の嵐だそう。

大学に通えるだけの経済力のない子供に、勉強の機会を与えるため金銭を貸し出す制度。当然返済の義務があるがその必要のないものもある。

まあ要は借金踏み倒してるわけだからそりゃ批判はされるだろうね。奨学金って元の財源は何なの？

国からの税金と、あとはそれまでに支払ってもらった先輩たちの返済金よ。

それじゃ―文句も言われるわな。でもそれって違法じゃないの？

上記したようにＪＡＳＳＯの規定では「大学に在籍していれば返済は免除」となってるから、通信制でも大学にいる間は払わなくていいから当然違法にはならない。

しかも通信制大学は10年間しか入れないけど、「生涯学習」をテーマに創設されてるから再入学が可能。

つまり卒業、入学を繰り返せば一生在籍することはでき、本人が死ねば返済の義務はなくなるから、最後には踏み倒すことも可能になるってわけね。

働きながら学びたい、自宅にいながら勉強したい人などのために作られた大学で、入学試験などもなく学費も安い。しかしきちんと学べば「大卒」扱いもされ、資格なども取れるのでサラリーマンや主婦などでも入学して勉強してる人は多い。

なんか「正直者はバカを見る」って典型な例だな。真面目に返済した人の分がこういう連中に渡ってしかも踏み倒されるって。

でもこうやって話題になって、ＪＡＳＳＯ内でも問題視はしてるそうだからみんながやるようになってしまったら何か対策は取られるかもね。　　

いつまでもやり放題ってわけにはいかなそう。　　てゆーかやり放題になってもらっちゃ迷惑だから何とかしてもらわなきゃね。

転売屋の問題と一緒にするのもどうかと思うけど、やはり根底には自分さえよければという発想がある気がしますね。前述したように奨学金の一部は税金だし、制度の抜け穴をくぐって「悪用」してるのには違いはない。

そういうやり方で学んでいくら大学を卒業してもそういう人が世の中で一体何ができるのかという気にもなるね。ニュースにもあるように30代でフリーターってヤツも、なるべくしてなってる感じ。資格の勉強してるっていうけど、そのあとどんな仕事に就けるっていうんだか。その時点で終わってる気がするけど。

そのうえ借金を免れるためには安いとはいえ学費を払い続けなければならないわけで、一生払うことを考えたら現実には難しいんじゃないかな。払えるようになったら払う気でいるのかもしれんけど、払えるようには‥なれんと思うよ(笑)

まあそれでもやっぱり奨学金制度にも問題はある(と前々から言われてるけど変わってない)からね。

そもそも大学の学費はどんどん高くなるし、就職率は上がったと言っても非正規ばかりでは生活が苦しくなって借金返せず自己破産なんてケースもあったりするから「奨学金」という制度そのものも考えないといけないんでしょうね。

貧乏だから勉強できない→ろくな就職できない→経済力が育たない→子供も貧乏

という「負のスパイラル」に陥らないために考えられた制度なんだろうけどそれが結局学生の首を絞めてるんじゃ、本末転倒だしね。

はてさてどうなることやら。