ドラマ感想 「先に生まれただけの僕」 第3話 ネタバレあり

ドラマ感想 「先に生まれただけの僕」 第3話 ネタバレあり

さて第3話の感想です。数学教師の及川先生に転職を勧めた結果、新しい数学教師が来るまでの間、

 

「僕がやります」と自ら責任を取って教壇に立つことを宣言。果たして急増数学教師は生徒たちに受け入れられるのか・・。

 

 

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さてさて、それでは第三話、行きまっか!

 

 

 

 

 

 

いつの間にかレビューブログになってる気が

 

 

 

 

 

気のせい気のせい。 毎週やってるとあっという間に進んじゃうんだよ。まだまだ先はあるし。とっととやっちゃうよ!

 

 

 

 

仕事もこのくらいテキパキやれればね・・

 

 

 

 

 

第2話までのおさらい。

 

 

上司の命令で未経験ながら高校の校長に就任した鳴海。熱意を持って経営改善に取り組むも、教師たちには理解されず。

 

 

それでも、真剣に生徒と向き合おうとする姿勢がわずかながら伝わりかけている様子。

 

 

 

そして鳴海は、どう説得しても話を聞いてくれない数学教師の及川(木下ほうか)に予備校への転職を勧め、事実上クビにしてしまった。

 

 

 

及川先生が抜けた穴をどう埋めるのか問われた鳴海は思わず「僕が教壇に立ちます」と宣言。

 

 

 

教員免許を持っているだけで一度も生徒に教えた経験のない鳴海が、急造数学教師として、初めて教壇に立つことになった。

 

 

 

 

 

及川先生をアッサリクビにした時は驚いた。まあ嫌なキャラだったからある程度見てる人はスカットしたろうけど個人的にはちょっとつまんないと思ったな。

 

 

ただ単に嫌な奴を排除して終わりってのもどうかと思うし。キャラクターとして実にいい存在だったから単純に「もったいない」気がした。まあ敵対してる抵抗勢力(笑)は他にもいるし、ある種インパクトを与えるには良かったかもしれないけどね。

 

 

 

 

ああいう教師が主人公にほだされて急に「いい人」になっちゃうのもウソっぽいからこっちのほうが現実的かもしれないけどね。

 

 

 

 

 

第三話 あらすじ

 

 

 

 

ここからネタバレです。

 

 

 

 

 

腹をくくって授業の計画を進める鳴海。 そこへ、京明館の門倉という生徒が「デジタル万引き」をしていると知らされる。

 

 

「デジタル万引き」とは、本屋で商品を購入せず、店員の目を盗んで本の中身をケータイのカメラを使って撮影すること。

 

 

「今度だけ」ということで店側とは大ごとにしない約束を取り付け、担任の真柴にそれとなく話を聞くよう依頼する。

 

 

そしてついに鳴海が初めて教壇に立つ日が来た。他の教師たちも興味津々、鳴海を快く思わない教師たちは無様な姿を笑うためというが いずれにせよ注目されているのは事実だ。

 

 

そこで鳴海がおこなった授業は「アクティブ・ラーニング」という、まだ日本ではあまり知られていない指導法。教師が全部を教えるのでなく、生徒同士に考えてもらい、積極的に授業に参加させるやり方だ。

 

はじめはうまくいくように見えたが、やがて生徒たちが口論を始めたり、うまくいく人と行かない人の差が出てしまい、失敗してしまう。少しばかり本を読んだだけでできるようなものではなかった。

 

 

そして最後に一人の生徒から「数学なんて勉強して役に立つのか」「何のために数学を勉強するのか」という難問を突きつけられ、鳴海は「いい学校に行って・・いい会社に入るため・・いや・・その・・その・・」

 

 

としどろもどろ。うまく答えることができなかった。

 

 

 

 

 

デジタル万引きの話も、いかにも現代の問題だね。こういう学園ものはその時その時の世相がわかるというか、旬の問題を扱ったりするから見てる人にも考えさせる部分があって面白い。

 

 

あんなふうに本屋でやる奴がいるのは知らなかったけど、本を買ったとしてもそのあとネットに載せてしまって問題になるとかいうケースはよく聞くな。

 

 

 

 

 

発売前の有名な漫画をそのまま載せて捕まった人とかいたわね。お店での撮影は実際にはもっと巧妙だそうよ。集団で囲んで周りから見えなくしたりね。

 

 

 

でも「デジタル万引き」っていう言葉自体にインパクトがあって違法行為のように思う人もいると思うけど、実は「撮影するだけ」なら、犯罪じゃないのよね。

 

 

 

 

なんで?立派な犯罪じゃないの?

 

 

 

 

 

デジタル万引きは犯罪じゃない?

 

 

 

「万引き」とは、代金を支払わずにお店から商品を持ち出す行為を言うが、これが「窃盗罪」(刑法第235条「10年以下の懲役もしくは、50万円以下の罰金」)として罪に問えるのはその「商品」自体が存在する場合のみ。

 

 

 

デジタル万引きは、いわゆるケータイ等で撮影し、情報をデータとして保存する行為で、その「商品」自体を盗むわけではないので「窃盗罪」にはならない。

 

 

 

 

だからドラマでも行為そのものを「犯罪」とは言ってないわ。あくまで営業妨害という迷惑行為として扱っている。そしてその撮影した情報を「自分で持っている」だけなら問題ない。

 

 

著作権侵害の対象になるのはそれをネットに無断でアップしたり、商用利用した場合ね。

 

 

 

 

 

ハイテク化が進むと、嫌なことまでハイテクになって法律が追いつけないって感じだな。

 

 

 

 

 

実際には「万引き」とは異なる行為だから、この言葉自体をもう使わない傾向にあるそうよ。

 

 

 

 

 

 

使わなくなってから初めて知るとは・・ どんだけ情報に疎いんだorz

 

 

 

 

 

 

デジタル万引きが疑われた門倉には、鳴海、副校長、真柴の三人が話を聞くことに。 行為を否定する門倉だったが、真柴に「じゃケータイを見せて欲しい。」と言われ焦るが、

 

 

 

「電源を入れるのを待つあいだ後ろを向いてるから」と言う真柴。 鳴海たちも同じように後ろを向いた。 その間に、万引きした画像を削除する門倉。そして画像がないことを知った真柴は門倉に謝罪する。

 

 

 

これで今回は不問にするということになった。

 

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まあ賛否両論あるやり方だね。わかってるんだろうけど。 こんな甘いやり方じゃ味をしめてまたやるぞって人と、かなりビビってたからもうやらないだろうって人と。

 

 

 

 

 

実際犯罪じゃないから説明も難しいし、まあ今度だけってことで、あの生徒にも伝わってたみたいだからあの場合は良かったのかもね。

 

 

 

 

 

 

 

その後、鳴海に対して他の教師たちが次々とクレームを入れてくるようになる。 鳴海の授業のあと、他の教科でも同じ質問をぶつけてくる生徒が続出し、授業にならない、どうしてくれるんだと。

 

 

悩む鳴海に、英語教師の島津(瀬戸康史)がアクティブ・ラーニングについて説明する。あれにはやり方があるのだと。鳴海は「是非やって見せて欲しい」と頼み、島津の授業を見学することに。

 

 

 

島津の授業は好評で、改めて鳴海はアクティブ・ラーニングについて関心を示すようになった。

 

 

 

そして島津の授業でも、同じ質問が飛ぶ。「何のために英語を学ぶんですか?」 それに対する島津の答えは、

 

 

 

「これから少子化がますます進み、海外の人材がどんどん日本にも入ってくる。いやでも外国の人と付き合う機会も増える。

 


それにこれからはいち早く情報を手にすることも必要になる。だがインターネットの世界は約半分が英語だ。英語が出来るということはそれだけ幸せになる近道になる。

 

 

 

これが僕の答えです。」

 

 

 

鳴海は感銘を受け、島津を絶賛する。しかし島津は「やらせてくれたのは校長です。本気なら協力します」と、鳴海の、京明館の学力アップ作戦に力を貸すことを宣言。

 

 

 

しかしそのためには、生徒に「何のために勉強するのか」を、しっかり説明する必要がある」と。

 

 

 

そして後日、鳴海は体育館に全校生徒を集め、以前は答えられなかった質問に真剣に答える。

 

 

 

「数学を勉強するのは、物事を判断する能力、考える能力をつけるためだ」。  力強く語る鳴海の胸に、いつも身につけていた樫松物産の社員バッジはなかった。

 

 

 

 

 

島津先生カッコイイわ!私も島津先生に習いたい!

 

 

 

 

 

ちょっとイケメンだとすぐこれだ。まあ、今まではおどおどキャラだったけど アクティブ・ラーニングの授業してる時の島津先生は、まるで別人のように生き生きしてたな。

 

 

生徒の質問にも的確に答えてたし。実際あんな先生いたらモテモテだろうな。俺も英語勉強し始めてからよくわかるよ。ほんと世界がどれだけ英語で動いてるか。

 

 

 

日本語しか知らなくても別に損はないだろうけど、これからは特に若い人は「できる」に越したことはないよな。学校云々だけの話じゃなく。

 

 

 

 

 

最近サボってるって聞いたけど?

 

 

 

 

 

 

 

うグッ。顔笑ります・・。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

デジタル万引きにアクティブ・ラーニングなど初めて聞くような、新しい、そして現代的な問題を交えてある意味勉強になる回でした。

 

 

 

鳴海校長も最後にはちょっとしっかりしたこと言えてましたね。 確かに数学は論理的に物事を考える訓練のひとつだから、気づかないうちに使ってたりするから、学んで損はないのでしょう。

 

 

 

それで生徒が納得するかは別ですが。

 

 

 

ただ私ならもっと、身も蓋もないけど現実的なこと言います。

 

 

 

数学や物理など 一見自分に関係のないことを学ぶのは、知識を得ること、将来の選択肢を増やすことの他に、「嫌なことを我慢する訓練」

 

 

 

でもあると思っています。 将来社会に出れば好きなことばかりやっているわけにいかない。やりたくないこと、大変なこと、だけどやらなきゃならない時がある。

 

 

 

それをただ単に「嫌だから」と言って投げ出してばかりでは生きていけない。そのために「嫌なことでも我慢する訓練」をさせる必要があると思います。

 

 

 

「嫌な人との付き合い方」もそうです。 世の中いい人ばかりじゃありません。嫌な奴、いけ好かないやつとも、付き合っていかなければならない時がある。

 

 

 

嫌な人だけじゃなく、普通に「人間同士の付き合い」を学ぶための場所でもある。 学校とは、「プチ社会」であって、社会勉強の訓練学校でもあると、私は思います。

 

 

お前の講釈はいらないって言われるよ(笑)。

 

 

今回はあまり颯良ちゃん映んなかったな。 最初の授業でちょっと映ったくらい。

 

 

 

新人女優だからセリフあるだけすごいことなんだけど前回のがあるから期待してしまう。

 

 

 

ドラマとしても面白いから観る分に支障はないけどね。次回も楽しみ!

 

 

 

 

 


 
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