ドラマ感想 「先に生まれただけの僕」 第2話 ネタバレあり
10月14日にスタートした日本テレビ系ドラマ 「先に生まれただけの僕」 第2話の感想(ネタバレあり)です。
今回は予告編から楽しみだった倉島颯良ちゃん回。ファンも大喜びの内容でした。
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第一話のおさらい
樫松物産の営業マンの鳴海涼介(櫻井)は、彼をよく思わない上司の命令で全く経験のない教育現場、しかも高校の校長として経営不振の京明館高校の立て直しを命じられる。
そこは勉強もスポーツもイマイチだが、教師にもそれを改善させようという意欲が感じられない、ビジネスの現場で鍛えられてきた鳴海にとっては信じられないほど「ぬるい」雰囲気を持った学校だった。
早速鳴海は積極的に経費節減や教師の意識改革に取り組むが 逆に教師たちに「素人が口出しするな」と突っぱねられ、生徒にも思いを理解してもらえず
前途多難なスタートを切ることになった。
そこは勉強もスポーツもイマイチだが、教師にもそれを改善させようという意欲が感じられない、ビジネスの現場で鍛えられてきた鳴海にとっては信じられないほど「ぬるい」雰囲気を持った学校だった。
早速鳴海は積極的に経費節減や教師の意識改革に取り組むが 逆に教師たちに「素人が口出しするな」と突っぱねられ、生徒にも思いを理解してもらえず
前途多難なスタートを切ることになった。
さあ始まりました第2話。 予告編を見た先週から颯良ちゃん登場はわかってたから我々父兄(ファンの総称)は始まる前からテンションアップ。ワクワクしながらテレビの前に座ってましたよ。
テレビの前でドラマが始まるのを待つなんて何年ぶりかしらね。
アニメならあるけどドラマはなあ・・もういつ以来だか忘れるくらい前の話だよ。とにかく颯良ちゃんが毎週観れるってだけでもこの上ない喜びなのさ。 では第2話感想、スタート!
ここからネタバレです。
第2話あらすじ
鳴海が加瀬にアドバイスして以来、加瀬が学校を休むようになった。 インフルエンザだと教えられるが、本当は自分のせいで不登校になったのではと心配になる鳴海。 担任の及川先生にそれとなく尋ねるも及川は無関心。
真柴先生(蒼井優)が彼の家に電話をかけると母親は「インフルではなくただの風邪だ」と答えるが、熱はなく、ただ「本人が辛い」と言ってるから休ませたそうだ。
一方鳴海は 教師たちの意識改革の一環として予備校が行っている「教師力アップ講座」を受講するように命令する。「カリスマ講師」とよばれる専門の講師を学校に呼び講習を受けさせる計画だ。
教師たちは反発するが、「全員参加」という鳴海の命令に仕方なく参加する。
真柴先生(蒼井優)が彼の家に電話をかけると母親は「インフルではなくただの風邪だ」と答えるが、熱はなく、ただ「本人が辛い」と言ってるから休ませたそうだ。
一方鳴海は 教師たちの意識改革の一環として予備校が行っている「教師力アップ講座」を受講するように命令する。「カリスマ講師」とよばれる専門の講師を学校に呼び講習を受けさせる計画だ。
教師たちは反発するが、「全員参加」という鳴海の命令に仕方なく参加する。
この流れの前に、伏線として颯良ちゃん含む生徒たち数人のシーンが同時に進行する。
このドラマでの颯良ちゃんはちょっと嫌な子の役。女の子グループの中で一人の子を軽くいじめてる感じ。 性格的にもちょっと「軽い」感じの子で、ボーイフレンドもいるようだ。
父兄(ファン)としては複雑だけど、女優としてこれからもやってくにはすがいい勉強だ。
顔笑(がんば)ってるぞ、颯良ちゃん!
なにその顔笑ってるって。
さくら学院では がんばる のことを 顔笑る と表すんだよ。 2013年10月9日に発売されたさくら学院の6枚目のシングルのタイトルが「顔笑れ!」で、それからメンバーもファンも
「がんばれ」という時はいつもこの「顔笑れ!」を使ってるんだ。
さくら学院you tube公式チャンネルから引用
しばらく学校を休んでいた加瀬の家に、真柴が家庭訪問する。真柴は加瀬が鳴海の発言によってショックを受けているのではと思い気遣うが、加瀬は意外にもしっかり受け止めていた。
あれ以来奨学金について調べ きちんと考えているようだった。
その頃鳴海は水族館でデート中。 校長としての仕事に自信なくしかけている鳴海は彼女の松原聡子(多部未華子)の話に上の空。
そして以前予定していたプロポーズが今回の人事で「今の自分では結婚は考えられない」と、結婚そのものの延期を聡子に提案する。
渋々了承する聡子だったが、少しずつ二人の関係にも亀裂が入る予感。
薄暗い水槽でゆらゆら泳ぐ魚たちがふたりの揺れ動く心情を表しているようだった。
あれ以来奨学金について調べ きちんと考えているようだった。
その頃鳴海は水族館でデート中。 校長としての仕事に自信なくしかけている鳴海は彼女の松原聡子(多部未華子)の話に上の空。
そして以前予定していたプロポーズが今回の人事で「今の自分では結婚は考えられない」と、結婚そのものの延期を聡子に提案する。
渋々了承する聡子だったが、少しずつ二人の関係にも亀裂が入る予感。
薄暗い水槽でゆらゆら泳ぐ魚たちがふたりの揺れ動く心情を表しているようだった。
なによこの男!女がいつまでも待ってくれると思ったら大間違いよ!
レ、レイコ先生落ち着いて・・ド、ドラマだからただの。
もーこういう煮え切らない男大嫌いよ! どうして「必ず学校立て直して本社に戻るから結婚しよう!」って言えないのよ!彼女が可愛そう。
こんな男と結婚しても幸せにはなれないわ。さっさと別れたほうが正解よ!
いつになくアツクなってる先生は置いといて・・。結局はあの生徒も、しっかり話してくれたことによって真剣に考え始めてるな。「高校生にいきなり現実教えても」と批判されてたけど
この学校に来て初めていい方向に向きそうな展開だね。
鳴海の提案で仕方なく「教師力アップ講座」を受講した教師たちだが、カリスマ講師(山西惇)の授業内容はひどいものだった。 やたら声を大きく上げ、動きも派手。
「教師は役者であれ」などとわけのわからないことを言い、受講した教師たちはドン引き。
しかしその中でも、数学教師の及川はやはり欠席。後でそのことを教頭に聞くと、「及川先生は副業で塾の講師をやっていて忙しいんでしょう」と。
本人に問いただすと「3年前に離婚して養育費もバカにならない。前の校長には説明して許可をもらってる」と悪びれる様子もなかった。
一方、真柴から加瀬の様子を聞く鳴海。彼はインフルエンザではなくやはり鳴海の言ったことにショックを受けていたから休んでいたと。
やはり自分のせいだったと落胆する鳴海に、しかし「彼はしっかり受け止めていた。多分もうすぐ学校に出てくるでしょう」と真柴。
彼女自身も、加瀬の意外にしっかりした反応に、少し考えが改められそうな感じのするシーン。
そしてもう一つの問題2年1組の小山についても 頻繁に保険室に通ってくる彼が、なにか悩み事があるのではないかと真柴に相談する。
「教師は役者であれ」などとわけのわからないことを言い、受講した教師たちはドン引き。
しかしその中でも、数学教師の及川はやはり欠席。後でそのことを教頭に聞くと、「及川先生は副業で塾の講師をやっていて忙しいんでしょう」と。
本人に問いただすと「3年前に離婚して養育費もバカにならない。前の校長には説明して許可をもらってる」と悪びれる様子もなかった。
一方、真柴から加瀬の様子を聞く鳴海。彼はインフルエンザではなくやはり鳴海の言ったことにショックを受けていたから休んでいたと。
やはり自分のせいだったと落胆する鳴海に、しかし「彼はしっかり受け止めていた。多分もうすぐ学校に出てくるでしょう」と真柴。
彼女自身も、加瀬の意外にしっかりした反応に、少し考えが改められそうな感じのするシーン。
そしてもう一つの問題2年1組の小山についても 頻繁に保険室に通ってくる彼が、なにか悩み事があるのではないかと真柴に相談する。
まーちぃっとあの「カリスマ講師」はなかったな。 軽くギャグ的な要素を入れたかったのかもしれんがあまりにも急にお笑いに走った感じでやりすぎ感満載だった。 役者の山西惇さんは、味のある役者さんで結構好きなんだけどね。
それより及川先生のほうが貴重でいいキャラクターだと思う。この先生との関係性がどうなっていくのかが京明館高校改善の鍵になる感じ。 ある意味一番「リアル」な教師だと思うな。
でもちょっと教師が生徒の問題に首突っ込みすぎなとこは昔の学園ドラマみたいでどうなの?って感じだったけどね。
確かに、あんな一人の生徒の問題に教師が まして校長が向き合うなんてドラマだけの話だよな。 そのあたりスタンスの曖昧さがちょっと見えてしまう。
なんとかリアリティを出そうとシビアな現実や主人公のビジネスマン的思考を見せる割には、昔の学園ものにありがちな熱血指導をする面もあって、どっちつかずの印象は否めない。
他の教師のキャラは立ちまくってるのに肝心な主人公のキャラが立ってないっていうね。
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スクールカースト
鳴海と真柴は小山と個別面談をし、なにか悩みがあるなら打ち明けて欲しいと伝える。
「実は・・」と切り出した内容は、今付き合ってる彼女横井菜月(倉島)とのこと。 自分はそれほど横井のことは好きではなく、流れで付き合いだした。
それはいいとして←(いいんかい)、問題なのは自分が付き合うことによって女子たちの関係がギクシャクしてるようだと。
もともと仲のよかった三人だが、横井と磯山(上村歩未)に彼氏ができたことによって、彼氏のいない上野(松風理咲)を見下していると。掃除を頼んだり奢らせたり。
それが見てて辛い・・という話。
彼を帰らせたあと、真柴は鳴海に「スクールカースト」について語り始める。
同級生であっても「階級」による差別まがいの行為が生徒間の中であるという。実際のカーストや差別ではなく、彼氏や彼女ががいる子がいない子へ、頭のいい子が悪い子へ、スポーツが出来る子が出来ない子へ、あからさまな差別ではないが少し見下す雰囲気があると。
それを「スクールカースト」と呼ぶらしい。
上の人間を一軍、普通を二軍、モテない、ダサい、頭も悪い そういうタイプを三軍と呼び、心の中で見下しているというのだ。
「実は・・」と切り出した内容は、今付き合ってる彼女横井菜月(倉島)とのこと。 自分はそれほど横井のことは好きではなく、流れで付き合いだした。
それはいいとして←(いいんかい)、問題なのは自分が付き合うことによって女子たちの関係がギクシャクしてるようだと。
もともと仲のよかった三人だが、横井と磯山(上村歩未)に彼氏ができたことによって、彼氏のいない上野(松風理咲)を見下していると。掃除を頼んだり奢らせたり。
それが見てて辛い・・という話。
彼を帰らせたあと、真柴は鳴海に「スクールカースト」について語り始める。
同級生であっても「階級」による差別まがいの行為が生徒間の中であるという。実際のカーストや差別ではなく、彼氏や彼女ががいる子がいない子へ、頭のいい子が悪い子へ、スポーツが出来る子が出来ない子へ、あからさまな差別ではないが少し見下す雰囲気があると。
それを「スクールカースト」と呼ぶらしい。
上の人間を一軍、普通を二軍、モテない、ダサい、頭も悪い そういうタイプを三軍と呼び、心の中で見下しているというのだ。
いやああ許せん! さ、颯良ちゃんを、そ、そんなに好きじゃないだとおッ!そこへなおれっ!成敗してくれるぅうっ!
あんたさっきドラマだから落ち着けって言ってたでしょうが.。
しかしこの小山って男が「僕、横井と付き合ってるんですけど」って言うセリフを聞いた時の衝撃!全父兄を敵に回したな ふふふ・・命はないと思え。
確かにこのドラマでの颯良ちゃんは決して「いい子」ではない・・。嫌な子であることは事実だろう。ただそんなことで具合が悪くなるってこの男も情けなさすぎるだろ。
おかしいと思うならきちんと言ってやればいい・・ってかまあ、本気で好きじゃないから言わないんだろうけどそんなら付き合うなっ!
まあほっとこ。 今回の問題はいわゆる「スクールカースト」の話ね・・まあ、聞いたことはあるけど実際あるのかね?彼氏がいるからっていない子を見下すなんてありえんけどなあ。見下されたこともないし。 まああたしは常に彼氏がいたからわかんないだけかもしれないけどねフフッ
今はいないってことねボソッ
何?なんか言った?
なんにも!でも実際スクールカーストなんて エリート校ならまだしもこんな滑り止めクラスの学校でもそんなの起きんのかな。
むしろだからこそ起こるのかもね。ただでさえ自己評価の低い子たちが集まってるわけだけど、それでも人間には「承認欲求」ってのが誰にでもあって、自分を認められたい、誰かより「上」にいたいっていう願望は、「下」の人間だからこそ強いかも。上に行く努力をするより、下の人間見つけて優越感に浸る方が楽だし手っ取り早いからね。
そんなもんかねー・・。
早速職員会議を開き、教師たちに意見を求める鳴海。しかし相変わらず教師たちは無関心。
特に及川先生は「生徒の問題などに興味はない。私の仕事は生徒に数学を教えるだけだ。」と言い放ち、会議室を出ていく始末。
仕方なく鳴海と真柴は横井と磯山を呼び出して話を聞くことに。
鳴海が真柴の制止を無視して直接的な聞き方をすると、磯山は否定するが横井がいきなり泣きながら立ち上がり
「もうイジメはしない。私、小山くんにフラレた。めんどくさいんだって。だから・・あたしも、三軍なんだ。」と言って、部屋を出ていく。
真柴は、「大人の尺度で子供に行ってもわからないですよ。」と鳴海を諭すが、鳴海は「僕にはこれしかできない」と頭を抱える。
しかし次の日には、仲良く語り合う横井たち三人と久しぶりに登校してきた加瀬が友達とじゃれあう姿があった。
一方、鳴海は及川に対して、研修に出るよう勧める。 反発する及川に対して、
「嫌なら早期退職の道もある。」と、予備校への転職を勧めた。
結果及川先生は京明館高校を退職。 驚く教師たち。 「及川先生の代わりはどうするんですか!」「急に代わりは見つかりませんよ」
教師たちに言い寄られた鳴海は 「僕が教壇に立ちます」と宣言する。
特に及川先生は「生徒の問題などに興味はない。私の仕事は生徒に数学を教えるだけだ。」と言い放ち、会議室を出ていく始末。
仕方なく鳴海と真柴は横井と磯山を呼び出して話を聞くことに。
鳴海が真柴の制止を無視して直接的な聞き方をすると、磯山は否定するが横井がいきなり泣きながら立ち上がり
「もうイジメはしない。私、小山くんにフラレた。めんどくさいんだって。だから・・あたしも、三軍なんだ。」と言って、部屋を出ていく。
真柴は、「大人の尺度で子供に行ってもわからないですよ。」と鳴海を諭すが、鳴海は「僕にはこれしかできない」と頭を抱える。
しかし次の日には、仲良く語り合う横井たち三人と久しぶりに登校してきた加瀬が友達とじゃれあう姿があった。
一方、鳴海は及川に対して、研修に出るよう勧める。 反発する及川に対して、
「嫌なら早期退職の道もある。」と、予備校への転職を勧めた。
結果及川先生は京明館高校を退職。 驚く教師たち。 「及川先生の代わりはどうするんですか!」「急に代わりは見つかりませんよ」
教師たちに言い寄られた鳴海は 「僕が教壇に立ちます」と宣言する。
いやあああああ颯良ちゃん!颯良ちゃんが泣いてる!こやまああああああ ゆるさん!
はいはい。でも早速「泣きの演技」が入ったりして、けっこうスタッフ的に期待されてるのかもね。いきなり重要な役じゃない。しかも上手。
でしょおおおお?やっぱり将来有望なんだな。 まあもちろん、あのルックス、あの笑顔、あの泣き顔 業界人はほっとかないと思うよ。
あっという間に解決しちゃったのは物足りないけど、及川先生をクビにしたり、割と積極的な対応が出てきたわね。
確かにね。でも個人的には、及川先生にはもっといて欲しかったとは思うけどね。実にいいキャラクターだったから、辞めさせて解決ってのもどうかなってのはある。
まあ実際にはあそこまでひねくれた先生が「改心」して、生徒を想う先生になるとは思えないから、リアルっちゃリアルだけどね。
まとめ
筆者的に、颯良ちゃん満載回で、割と満足。ただやはり主人公の中途半端さがどっちつかずの印象を与えてることは否めません。
ビジネス的に解決するのか、熱血指導で解決するのか、そのどっちにしても中途半端な印象が目立ってしまった。
まあいずれにしても試行錯誤しながら成長するタイプの方が今はいいんでしょう。
彼がどういった授業をするのかも楽しみです。
そして颯良ちゃんは今後どのくらいストーリーに絡んでくるのか・・今後も要注目!です。
ビジネス的に解決するのか、熱血指導で解決するのか、そのどっちにしても中途半端な印象が目立ってしまった。
まあいずれにしても試行錯誤しながら成長するタイプの方が今はいいんでしょう。
彼がどういった授業をするのかも楽しみです。
そして颯良ちゃんは今後どのくらいストーリーに絡んでくるのか・・今後も要注目!です。
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