藤井聡太さんの活躍で注目される14歳開花説!1万時間の法則とは?
将棋の世界で藤井聡太四段が連勝記録を伸ばし、注目されていますね。
彼が14才という若さであることも要因なようです。
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「白い妖精」として世界的に有名になった
ルーマニアの体操選手
ナディア・コマネチさん、
ジュニア女子史上初のトリプルアクセルを成功させた
浅田真央さん、
ゴルフ界では石川遼さんや勝みなみさんなどは15歳でツアー初優勝し注目されました。
10000時間の法則
14歳や15歳という数字に何か意味があるのかというと、彼らがその得意分野に出会ったのが4,5歳前後だということ。
「ワシントン・ポスト」のニューヨーク支局長であり、ジャーナリストのマルコム・グラドウェル氏の著書 「天才! 成功する人々の法則 」によると、人がその分野で努力を初めて才能が開花するのに必要な時間は1万時間であるとされ、彼らの開花もそれに関係してるのではないかという話です。
モーツァルトやビートルズ、そしてビル・ゲイツさえもがその才能を開花させるまでに一万時間以上を要している、ということらしいです。
14,15歳は怖いものなし 説
いわゆる「失敗しても失うものがない」という精神的気楽さが強みになっている、という説です。 確かにまだ経験が少ない上、アマチュアの選手であれば失敗してもともとという精神的アドバンテージがあって思い切ったプレーが出来るでしょう。
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早くから取り組み、継続し続けたことと、成長期の肉体の完成度の関係
「スキャモンの発達・発育曲」という、人間の成長期における発達の変化を表したグラフがあります。これは20歳のレベルを100(%)として、リンパ系、神経系、一般(身長、体重など)、生殖器の4つの分野での発育の変化を示したもの。
リズム感や器用さを司る神経系は生まれてから5、6歳で8割型発達し、12歳ぐらいでほとんど完成される。そして年を取っても消えることがないと言われています。
だから幼少期から繰り返し訓練したことが、体格的に完成され始めた14,5歳ころに一気に花開くってことらしいわね。もちろんそれ以前に、ある程度その分野に適した素質をそもそも十分に備えていれば、の話だけどね。
でなければ全ての人がその状況であれば開花するはずだけど、そうでない人もいるわけだしね。そして最初に紹介した10000時間の法則についても、実はビル・ゲイツはこの論理について異を唱えているの。
「一つのことに1万時間費やせばその分野にずば抜けて強くなる」という人もいるが、私はそんなに単純だとは思わない。
実際には50時間を費やした後、90%が脱落する。好きになれない、向いていないという理由でだ。そしてさらに50時間費やした人の90%があきらめる。
このような普遍的なサイクルがあるんだ。運だけでなく、続けるだけの熱意も必要だ。1万時間費やした人は、ただ1万時間費やした人ではない。
自分で選び、さまざまな過程の中で “選ばれた人” なんだ。 ビル・ゲイツ
引用 人生と経営に役立つ名言・格言・いい言葉 |
1万時間って一日何時間?
一万時間と言われてもピンと来ないので、一日何時間やって何年で一万時間に到達するのか計算してみました。
例えば一日3時間集中して取り組んだとして3333日、約9年です。6時間としても4.6年、9時間なら3年です。6〜9時間といえば普通の人が普通に働く時間ですね。
まとめ
要はそれ自体が大好きで、寝る間も惜しんでのめり込み、時間の経過で飽きることなく、それを続けられる人たちこそが、ずば抜けた結果を生み出すことができる、ということなのでしょう。好きなことでも、ずっとやってれば飽きたり結果が出なくて止めてしまったりする人が大半ですから、うなずけなくもないですね。継続も才能、ということなのでしょう。
ある意味「オタク気質」が強い人の方が、成功しやすいのかもしれませんね。