ドラマ感想 「先に生まれただけの僕」 第8、9話

ドラマ感想 「先に生まれただけの僕 第5話 ネタバレあり

さあ いよいよ物語も佳境に入ってきました。

 

ここに来て学園ドラマが恋愛ドラマに変わりそうな勢いですが・・さて。

 

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8話あらすじ

 

新しく部活の講師に専門の人たちを迎え、授業中のスマホ検索問題も、専用のタブレット端末を使用することで解決。

 

全てが順調に見えた頃、また新たな問題が持ち上がった。

 

特進クラスでも成績上位だった2年3組大和田達也(伊能佑之介))の成績が最近目に見えて落ちていた。彼の両親が学校に乗り込み、学校側の責任を追及してきた。

 

しかし実は 本人が「将棋のプロになりたい」という夢のため、全く学校の勉強をおろそかにしていたということが原因だった。

 

彼の将棋の腕前は、関東大会で優勝するなどプロも驚くほどで、鳴海ほか教師たちも簡単に諦めろと言える状況ではなかった。

 

それでもやはりかなり狭き門であるプロの世界。どういう指導がいいのか頭を悩ませる鳴海。

 

一方聡子もまた 鳴海とのすれ違いに頭を悩ませていた。

 

真柴も鳴海に対してほのかな想いを持つようになるが言い出せず。 三人はそれぞれの思いに気づかないまま、複雑な三角関係の様相を呈していた。

 

再び大和田家との話し合いの場。鳴海は大和田にある提案をする。

 

それは年齢のリミットである21歳までに奨励会には入れなければプロは諦めること。

 

最終的に親もそれを認め、バックアップすることに。

 

一段落と思いきやバスケ部の顧問である河原崎(池田鉄洋)が、血相変えて校長室に飛び込んできた。

 

新しく来たコーチのせいで保護者がクレーム言いに来たと。

 

一難去ってまた一難・・。

 

 

さてさていよいよ物語も終わりが見えてきた。でもほぼ学校の改善はうまくいってるし何を楽しみに見ればいいのか見失ってる気も(笑)

 

例の三角関係も進むんだか進まないんだかはっきりしないからね。そうこうしてるうちにまた生徒の進路についての問題が。

 

 

でも実際の学校でもあんなに個別の相談に校長なんて出てくんのかしらね?

 

昔の学園ドラマでもせいぜいひとクラスの問題で ましてやそれを担任が個別に相手するだけでも違和感あったのに。

 

 

しかし将棋の世界かー。例の「藤井聡太くん」の話題があったから無理やり入れた感じかな。

 

しかも撮影してた頃の話題で個人的にはちょっと古い感じもしたけどね。

 

 

ここで将棋の世界でプロになるにはどれくらい難しいのか参考までに。

 

 

 

 

将棋の「プロ」になるには

 

 

奨励会に入る

 

 

奨励会に入るには四段以上のプロ棋士から推薦を受けた上で入会試験を受ける必要がある。

 

 

年齢制限
満23歳(※2003年度奨励会試験合格者より満21歳)の誕生日までに初段、満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段になれなかった場合は退会となる。ただし、最後にあたる三段リーグで勝ち越しすれば、次回のリーグに参加することができる。以下、同じ条件で在籍を延長できるが、満29歳のリーグ終了時で退会。

 

           引用  日本将棋連盟奨励会規定

 

 

アマチュアで結果を残す

 

アマ棋士として経験と実績を積みかさね、公式戦でプロ棋士と対戦、勝率が6割5分以上、なおかつプロ編入試験で6局中3勝すれば合格。

 

 

いずれにせよプロの棋士になれるのはドラマでも言っていましたが年に4人、奨励会の入会者のうち2割という超難関。

 

ちなみに、実は将棋の世界で「プロ棋士」という定義はないそうです。アマチュアとの区別をする時に便宜上使っているだけで、日本将棋連盟の定款にはただ単に「棋士」とだけ明記されています。

 

あくまで奨励会に入会し26歳までに四段になった人達の事をそう呼んでいます。そしてその定義で言うと女性の「プロ棋士」はいないということになります。

 

世間で言われている「女流棋士」は、奨励会とは別ルートでプロになった人たちです。

 

 

難しそうなのは知ってたけどここまで狭き門とはねー。個人競技なんてそのくらいでいいのかもしれないけど。

 

でもドラマの内容としては前の回もそうだったけどなんでも校長が説得してあっさり解決ってのどうなん?て感じになってるな。まあ広げようないのはわかるけど。

 

 

ここにきて副校長(風間杜夫)の癒しキャラが人気になって話とは関係ないとこで盛り上がってるみたいだしね。

 

加賀谷もどんどん「ダメキャラ」ぶりが板についてきてなんかすっかりギャグの位置に。

 

しかしこのドラマのキャストは相談が好きだな。しかも関わりがあるはずのない相手と。加賀谷はどうやって綾野先生に相談に乗ってくれる関係を作れたんだ(笑)そこだけは羨ましい。

 

なんか最初の頃と違って「ほのぼの」感が漂いまくってるな。それが狙いなのかもしれないけど。

 

 

 

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9話あらすじ

 

来年の入学予定者を増やすため頭を悩ます教師たち。

 

その一方でバスケット部に新しくコーチとして就任した熱川(松田悟志)が、顧問の河原崎に相談もなく部活の遠征を決め、その費用を無断で生徒たちに要請したことが問題となりバスケ部の保護者たちが学校に乗り込んできた。

 

しかし話を聞いてみると別に遠征自体には反対ではないと。ただ費用の大部分は学校が負担しろというものだった。

 

さらなる借金に頭を悩ます鳴海。しかもそのことが他の部活のコーチたちの耳にも入り、「うちもうちも」と要求される始末。

 

再び職員会議。教師たちが入学者を増やすために考えた案を発表しあった。鳴海は、生徒たちもやっていたチラシ配りを自分たちもやろうと提案。

 

島津は、夜間にも個別の相談会を開くことを。矢部(森川葵)は、ブログを書いて京明館をアピールすることをそれぞれ提案し採用される。

 

ブログは保険の綾野先生(井川遥)が担当することになった。

 

鳴海はバスケ部の遠征費用になった60万を、生徒たちに「試合で勝つこと」による返済を提案。

 

実際に払うのは大人たちだが、生徒たちにはお金での返済ではなく「一試合勝つごとに一万円返済したことにする」とし、選手たちのモチベーションを上げることに成功した。

 

全てがうまく解決したように見えていたが、加賀谷がここへ来てとんでもない要求を鳴海に突きつけた。

 

それは「このまま校長を続ける気なら 樫松物産を辞めて学校に転籍しろ」というもの。 もちろん会社には二度と戻れない。

 

成績を上げて会社に戻るつもりだった鳴海にとって受け入れがたい要求だった。

 

そして同時に聡子から「婚約解消しよう」と電話で言われ困惑する鳴海。 果たして鳴海が出す結論は?そして聡子との関係は?

 

 

来週でいよいよ最終回かー。やっぱ10話だとあっという間だな。

 

今回の話はなんか大した盛り上がりもなく「緩い展開」だなと思ってたら最後にとんでもない爆弾が待ってたな(笑)

 

 

 

最後まで加賀谷専務の立ち位置がわからないけど・・最後にわかんのかな?

 

 

 

いやー深い意味はないと思うよ(笑)。

 

 

 

 

まとめ感想

 

やる事がだいたいうまくいってて「おいおい」感は否めないですが、最後に鳴海がどんな決断を下すのか。

 

最終回だけに流石に大きな波がやってきました。 颯良ちゃんも、セリフは少ないけどちゃんとあって「今時の高校生」を頑張って演じてるようです。

 

少し思っていた方向性とは違うけどそれなりに好意的に観てる人は多いようですね。

 

ツイッターなんかでドラマを観ながら実況したり感想言い合ったり。なかなか新しい体験で面白かったです。

 

これが終わればまたしばらくドラマ観なくなるかな・・。颯良ちゃんの新たな展開に要注目ですね。

 

 


 
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