来年2019年の花粉予想が発表されました。
今や日本人の「国民病」とまで言われるようになった花粉症。
2019年の悲惨予想や対策などについて書きたいと思います、
2019年春、東京のスギ・ヒノキ花粉飛散は 過去10年平均値を大幅に超える見込み
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株式会社フォーチュンがAI花粉予報で、2019年春の花粉飛散予測を発表しました。
一方、都下では多くの地点で2018年の飛散量を超え、過去10年平均値を大幅に越える飛散が予測されます。
引用 花粉症サポート情報
花粉症か〜。実は俺 花粉症なったことないからわかんないんだよね。田舎が周り山ばっかだから免疫あんのかな。
バガだがらじゃないのグスッ
あれ?レイコ先生?
私は結構前から花粉症持ちよ。都会人だからね。
でも都会にはそもそも「杉の木」自体少ないはずなのに、年々「花粉症患者」は増えてるってのはなぜなんだろう。
それは「アジュバント物質」のせいね。
アジュバント物質とは?
アジュバント物質とは、花粉などと一緒に吸うことで、アレルギー症状が悪化してしまう物質のことです。
都会の空気には、排気ガスによるディーゼル廃棄微粒子(DEP)などの大気汚染物質が多く含まれていて、これらが山から飛散してくる花粉に吸着することでアジュバント物質となり、それを吸い込んだ人間は
体内のアレルギー抗体の生成が異常促進され、炎症細胞の数が10?20倍に増える。これを「アジュバント効果」といいます。
アジュバント物質には、「粒子系アジュバント」「ガス状アジュバント」の2種類があり、これらは花粉とは別に、アレルギー反応を導く体内の免疫系細胞に対して直接刺激を与えます。
このため、都会の花粉は、多くのディーゼル廃棄微粒子(DEP)を抱え込んでしまうらしく、ただの花粉と違ってアレルゲン強化された花粉が付着すると炎症細胞の数が10?20倍に増えるそう。
都会の汚れた空気のせいで、花粉がただの花粉でなくなり、スーパーサイヤ花粉になって襲ってくるわけよ。
そりゃ怖いわけだ。でも、花粉症って大体スギの木が原因なんだろ?なんでそんな迷惑でしかないスギの木、なくならないの?普通にその辺生えてるよね。
日本の杉の木は、自然に生えたんじゃ国策で植えられた「人工林」よ。
そしてその「スギの木」が植えられた理由もなくならない理由もいろいろ厄介な「大人の理由」があるからなのよ。
「スギ花粉症」のそもそもの原因は?なぜ被害が多いのになくさないのか?
太平洋戦争後の復興のために木材の需要が高まった日本ですが、国内の木材が足りず、供給を増やすために農林水産省が国策として「スギの大規模植林」を行いました。
その後海外からの安くて質のいい木が輸入されるようになり、今度はスギの「需要」が少なくなってしまいます。が、伐採するとコストがかかるという理由で放置されたままのスギが大量に残ってしまったのです。
それでも林野庁が2007年に「花粉発生源対策プロジェクトチーム」を立ち上げて、花粉のない、あるいは少ない「花粉症対策スギ」の苗木に植え替える計画を立てたのよ。
「花粉症対策スギの苗木は年間約400万本以上供給できるようになりました。首都圏のスギ林の植え替えについては、ほぼ100%花粉症対策スギの苗木になりました。今後は全国的に広める予定です。」(林野庁 平成27年度現在)
ほー。でも都内で花粉症の人まだいるよね。なんで?
まあ他の地域から飛散してくる花粉はまだあるからそのせいかもね。すべてのスギが植え替えされるのは相当時間かかるそうだから。下手すると数百年。
うへ―。じゃあ生きてるうちに花粉症なくなるのは無理じゃん。
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花粉症対策にはやっぱりまずマスク! でもちゃんとつけないと意味ない?
花粉症対策でやっぱり基本中の基本としては「マスク着用」があります。
でもただ着けているだけでは気休めにはなっても予防として効果がない場合もあります。
きちんと隙間なく着用する。
一般的に「マスク」と呼ばれるものにも種類があって、「家庭用」「医療用」「産業用」などがあります。
普段我々が着用するのは当然「家庭用」なのですが、あまり隙間の多いマスクだとそこから花粉が入ってきます。
なので、少々値は張りますが完全密着型のマスクがおすすめ。
でも〜。お高いんでしょ?
またそれか(笑)
何枚も買うのが嫌なら「完全密着型」を1枚買って、その下に普通のマスクをつけ2重にする。
これなら内側のマスクだけを取り換えれば済むので結構長持ちさせることができるわよ。
あと、とにかく一度マスクを着用したら、その日は外さないくらいの気持ちで着け続けること。外出中にマスクを何度もつけ外しをするとその内側に花粉がついてしまうから、マスクの意味がなくなってしまう。
キャリアの知恵ってやつですな(笑)
あと、花粉対策で皆さんがおすすめしてるやり方を軽く紹介します。
花粉症の症状を改善する食物としてレンコンが最近メディアで紹介されてから再び注目を浴びるようになりました。 レンコンを粉末にしたレンコン粉などを活用して、簡単にレンコン葛湯などを作って飲むのも花粉症対策におすすめですよ?
— えり@花粉症改善? (@siawaseeri) 2018年12月26日
室内の対策ですが、空気清浄機より加湿器がおすすめです。加湿器の場合、鼻の内側などの粘膜を守り、空気中の花粉を床に落とす効果が期待できるからです。
— 花粉症対策ラボ (@kahun_labo) 2018年12月24日
もちろん悪化したらすぐ病院へ。
花粉症の治療には、対症療法と、免疫療法の二つがあります。
対症療法は、薬によって症状を緩和させる治療法。
免疫療法は、以前は注射でアレルギーの原因物質(アレルゲン)を少しずつ体内に吸収させ、体質を改善させていく治療法が主流でした。ただ注射のためにいちいち病院に行かなければならないのがネックでした。
そこで、最近保険適用になったやり方が、毎日1回スギ花粉エキスを舌の裏に投与する「舌下免疫療法」というもの。
スギ花粉症の治療の場合、花粉が飛んでからでは投与開始したんでは遅いと言われています。アレルゲンとの接触量が増えてしまうからです。したがって花粉飛散の3ヵ月前からの治療が必要になるとのこと。
1回目は、病院で投与。その後は自宅で毎日1回投与。12歳以上が対象で、上限はないが高齢者廃止に要相談とのこと。治療期間は最低で2年間ほど。
年々患者が増えてもはや「国民病」になりつつある花粉症。
完治は難しいかもしれませんがネットにもSNSにもおすすめ対策は溢れています。
自分にあった対策を見つけることが大事かもしれませんね。
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